PuiPuiBlog’s blog

現役、精神疾患闘病者が色々な場所に行ってみた。

悪夢の始まり

頭痛が日々酷くなる一方で、朝起きるとスッキリ何もなかったかのように普通に出社していました。

しかし、会社での対応は変わらず、毎日ストレスと後輩からの「パワハラ」を受け、その時に教育係についてくれた女性(後輩)が女神のように感じられました。
彼女は、「やーさんは、訓練中なのでそんなに色々と仕事を押し付けられても処理できるわけがありません!」と、先輩の私顔負けの言葉を自分の先輩に対してはっきりと伝えてくださいました。
仕事を押し付けてきていた女性は、私の後輩なんですけどね(笑)

私自身、その部署のそのような横暴や雰囲気を払拭したかったため、一緒に異動した上司と共にあれこれ改善を行なってきましたが、上司も女性の部下の顔色を窺うようになり、結果私自身孤立することになりました。

そうこうしていると、私の家族に新しい命が加わりました。
長男の誕生です。
私は昔から子供が大好きで、おじさんの子供や兄の子供たちを見てきました。
おむつも変えたこともありますし、、、。
だから、長女が生まれたときは大変可愛がりました。

しかし、長男の誕生が嬉しいのですが、なぜか心から可愛いと思ってあげられなかったのです。

家内は退院から1カ月自分の実家で休養しに帰って行きました。

家内と娘2歳、長男1カ月が自宅に戻ってきても、どうしても長男が可愛いと思えない。
思えないどころか、鳴き声がうっとおしく感じるようになってきました。

長男の首が座った3か月~4か月あたりから、長男に対して暴力を振るうようになりました。
その時は、意識はありません。
無意識に手が出ているんです。
っで、長男の鳴き声を聞いて、「はっ!」としてあやすといった感じでした。
それが数か月続きました。

私自身、何か自分がおかしいと気付き始めました。
家内も私も、病気になっていることなど知るわけもないため、家内は私があまりにも暴力を振るうため、離婚を考えていたそうです。
私自身は、家内に対して「最近、何か自分がおかしいねん」と伝えていましたが、家内も理解できなかったようです。

同じ部署に同期に当たる女性が2名いましたが、その内の一人の女性が本当に良い方で、私の私生活や今まで起こっている事全てを打ち明けていました。
あるとき、どの女性から精神科に行ってはどうか。と勧められました。
やはり、精神科、心療内科と言う所には行き辛いものです。
そういう病気を敬遠していた自分がいたからだろうと思います。

しかし、勇気を持って心療内科に行ったところ、「抑うつ状態」と診断されました。
家内に、「うつ」だと伝えると、家内も納得したらしく少しずつ二人でうつに向き合うようになりました。